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蒼空とお別れするまで?病気が分かって?
8月10日 21w4d
6ヶ月の健診は「性別が分かるね、どっちかなぁ」と楽しみにしながら主人と二人で行きました。
でも、性別どころの話ではなくなってしまいました。

健診は、エコー専門の技師さんにまず診てもらいました。
そしてあまり説明もないまま淡々とした様子で、「では先生に診てもらいましょう」と言われ、
ロビーで待たされました。
その間、先生はどこかに電話をしていて、私たちは30分近く何の説明もないまま待たされました。
アメリカでは待たされることはよくあることなので、「早くしてほしいなぁ」くらいにしか思っていなくて、主人と二人でイライラしていました。
そして、やっと先生に呼ばれて蒼空のことについて話がありました。
技師さんが撮ったエコーの写真を見ながら、「頭の大きさが測れない」「恐らく頭の発達に問題が
あるでしょう」と言われました。
そして、「詳しくエコーをしてくれる病院に予約を入れたので今から行って下さい」と言われました。
待たされている間先生が電話していたのは、その病院だったことがその時分かりました。
紹介された病院までの車中では、まだ事の重大さに気付いていなくて、「赤ちゃんが動きすぎて
頭の大きさが測れないだけかも」「でも、もしかしたら障害がある子が生まれるのかも」と
思っていました。
まさか、生きることさえできないなんて、少しも思っていませんでした。

紹介された病院でエコーをしてもらいました。
先生から「脳に深刻な問題があるので、生まれても生きることはできないでしょう」
「頭蓋骨に穴が開いていて、そこから脳の組織が出ているので、正常な脳ではありません」
と言われました。
あまりのショックに言葉が出ませんでした。
一生懸命英語の説明を理解しようとしていて、涙も出ませんでした。
生きられる可能性はないのか尋ねると、「もし生きられたとしても短命で、精神にも肉体にも重度の障害が残る」と言われましたが、先生の口調から可能性はとても低いことが分かりました。
そして、二つの選択肢があることを聞きました。
予定日まで待つか、今出産するか・・・。
私の中では「今出産する」という選択肢はなくて、というか人工死産というもの自体を知らなかった
ので、とてもショックを受けました。
でも、「そっか、普通には産めないんだ、赤ちゃんは死んじゃうんだ・・・」と冷静に思いました。

先生に障害の程度、具体的にはどういう障害があるのか、など質問をしても、
「生きられる可能性は低い、もし生きられても歩くことも話すこともできない」と言われました。
何を質問しても、いつも"severe problem"(深刻な問題)と言われました。
その口調は淡々として冷たくて、本当に悲しかったです。
そして、その口調から暗に「今出産すること」を勧められているような気がしました。

私は冷静にいろいろなことを考えていました。
 予定日に産んでも死んでしまう
 もし生きていても管だらけにされて、きっと病院から出ることなく死んでしまうんだろう
 そんな人生で赤ちゃんは幸せなのだろうか
 そこまでして赤ちゃんは生きたいのだろうか
 でも今は元気に動いているのにね、生きているのにね
 私が赤ちゃんの命を絶ってしまってもいいのだろうか
と赤ちゃんのことを想いながらも、
 今回は諦めよう
 もし生きていても、管だらけでやっと生きている赤ちゃんを見ていく自信がない
 生まれてから死を看取るのはあまりにも悲しくて、辛過ぎる
 それなら今悲しむ方がましなのかな
 早く次の赤ちゃんが欲しい
 予定日まで待っていたら、次の赤ちゃんを授かるのに時間がかかる 
なんて自分勝手なことも考えていました。
まだお腹に赤ちゃんがいるのに、次の赤ちゃんが早く欲しいだなんて、本当に最低だと思います。
ごめんね、蒼空、最低なママで・・・。

その後、日本人の通訳を呼んでくれて、別室で先生と看護士さんから説明がありました。
もう一度赤ちゃんの病気の説明を日本語で聞いて、赤ちゃんの病気が確実なものになりました。
日本人の通訳さんは優しいおばあさんで、私のために泣いてくれました。
私はこんな辛い通訳をさせてしまって申し訳なく思ったのと、泣いてもいいんだと思って、
初めて涙が出ました。
看護士さんも優しくて「泣いてもいいよ、辛いよね」と言ってくれました。
そして何度も"I'm sorry."と言いました。
私は最初謝られているのかと思って、看護士さんが悪いわけではないので"no"と答えていましたが、後で「かわいそうに」という意味で言ったのだと気付きました。
救われたのは優しい看護士さん、通訳さんと、「出産」という言葉でした。
「人工死産」「中絶」「諦める」などという言葉ではなく、「出産」(英語で"deliver")という言葉が
使われたので、赤ちゃんが人として扱われている気がしてうれしかったです。
でも、反対に先生が何度も言った"severe problem"という言葉、先生の口調は
頭に焼き付いて、忘れることはできません。

長い一日でした。
この時の健診は、主人が出張の予定だったので一人で行くつもりでした。
でも、急遽出張の予定が変更になったので一緒に行くことができました。
今思えば、主人が付き添ってくれて本当によかったです。
主人がいなかったら、一人で英語も分からず、病院を紹介されても行けたかどうか分からないし、
何より一人で状況を理解し受け止めることができたかどうか・・・。
蒼空がパパを出張に行かせなかったのかな・・・。

今まで自分勝手で最低なことを考えている自分を認めたくなくて、その気持ちは誰にも言わず、
文章にもせず、ずっと心の中に留めていました。
でも、自分の中にある嫌な部分も認めないと前に進めないような気がして、今日初めて本当の自分の気持ちを文章にしました。
読んでくださった方、ありがとうございました。
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【 2007/03/08 00:35 】

| 蒼空のこと | コメント(3) | トラックバック(0) |
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コメント
--- 同じ気持ちです ---

妊娠の確認を日本で済ませて、5月18日がアメリカで最初の検診でした。
私の赤ちゃんも全く同じ状態です。いまもお腹にいます。同じ経験をされている方が多くいることを知って、励まされる反面、ただ全てが怖くてパニックでいる自分が情けなくもあります。
不思議なことは、自分がこういう経験をして、本当に自分の両親に対する感謝の気持ちが生まれたことと、みなさんには元気な赤ちゃんが無事に生まれて欲しいと言う気持ちがあることです。どうか今回こそ、元気な赤ちゃんと対面できますよう、心からお祈りしています。
はじめまして * URL [編集] 【 2007/05/21 14:03 】
--- はじめましてさんへ ---

返事がとても遅くなってしまって本当にすみません。

その後いかがお過ごしでしょうか。。。
きっといろんなサイトを巡って私のサイトを見付けてくださったのだと思います。
それなのに、何のお役にも立てなくて本当に申し訳なく思っています。

もし良かったらメールをくださいませんか?
何もお力にはなれないかもしれないけれど、お話くらいは聞くことができると思います。
pon_happy_cafe@yahoo.co.jp
soramama * URL [編集] 【 2007/07/01 13:25 】
--- 管理人のみ閲覧できます ---

このコメントは管理人のみ閲覧できます
* [編集] 【 2009/05/20 06:55 】
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